病院で行われるニキビ治療の一つが薬によるニキビ治療です。特に皮膚科では、薬を用いたニキビ治療が主流となっているようです。
ニキビ治療に使われる薬は大きく外用薬と内服薬に分かれます。外用薬とはニキビのある部位に対する塗り薬、内服薬とは体の中からニキビ治療をサポートする飲み薬です。

まず、ニキビ治療に用いられる塗り薬は、抗炎症作用や抗菌作用を持つものが主流です。抗炎症作用でニキビの炎症を抑え、抗菌作用でニキビを悪化させるアクネ桿菌の増殖を抑えることでニキビを治療していきます。さらに炎症が進み膿を持ったニキビには抗生物質なども処方されます。
最近ではディフェリンゲルもニキビに使われる薬です。

また最近では、ニキビの後遺症ともいえる炎症後の色素沈着の防止や抗酸化作用が期待できるため、ビタミンC誘導体やイオン導入も用いられています。

一方、体の内側からニキビ治療をサポートする飲み薬では、各種のビタミンが活用されています。毛穴の詰まりの原因となる角化の抑制効果を持つビタミンAをはじめ、皮脂の過剰分泌を抑制するビタミンB群、過酸化脂質産出の抑制効果のあるビタミンEなどを含む飲み薬が処方されます。これらの飲み薬は皮膚の状態を正常化することで、ニキビ治療をサポートし、ニキビができにくい肌を作ります。

また病院では、ニキビ治療用の洗顔剤やスキンケア用品が処方されることがあります。市販されているものより、殺菌効果や保湿効果が高い他、毛穴を塞いでいる角栓を除去するグリコール酸などが配合されている場合もあります。

病院で処方される薬は、市販のニキビ治療薬に比べ効果が高いものであるといえます。ただし、医師や薬剤師からの指示、用法用量を守ることが大切です。薬の使用を怠っていれば薬の効果は得られませんし、逆に必要以上に使っていると、肌荒れなどを引き起こす可能性もあります。処方された薬を正しく使うことが重要です。
また、アレルギーなどの心配や飲み合わせの心配がある場合は、事前に医師や薬剤師に相談しましょう。

ニキビ跡がひどかったり凸凹のような跡を治療する時にはレーザー治療や酸性の薬剤を使ったピーリングなどの外科治療が用いられることがありますが、どちらも肌へのダメージが多少なりともあるので、肌が弱かったり炎症が治まっていない場合は逆効果になることもあるのであまりやらないほうがいいでしょう。